下小野神楽は、宝永元年(1704)に始められたとされる。獅子神楽系統の二人立ち獅子舞で、尾張熱田派の流れをくむと言われている。

今回は、「鳥刺し」「神子舞」「鬼・鍾馗」「剣の舞」が披露された。(上演順は以前に奉納されていた時とは違います) ムラ廻りをしながら、八幡神社、稲荷神社等で神社舞を奉納し、午後は公会堂前広場で四演目を披露した。

明治時代までは、大遊び、春祈願として4月1日から五日間に渡って行われた。成田市(旧大栄町)の「伊能のおあそび」と並び多くの人を集めたという。

今は下小野神楽会が継承・保存に努めている。また香取神宮の神幸祭でも奉納されている。