千葉県野田市清水の清水八幡神社に奉納される「ばっぱか獅子舞」。
元禄6年(1693)武蔵の国下間久里村(現在の埼玉県越谷市)の住人、新井平兵衛が八幡神社に奉納し、地元の人たちに伝授したと伝えられている。
鞨鼓を打ち鳴らす音が「ばっぱかばっぱか」と聞こえることから、「ばっぱか獅子舞」と呼ばれるようになった。奉納の際は、居合術や棒術も一緒に演じられる。
獅子舞は雄獅子、中獅子、雌獅子の三匹が腰の鞨鼓を打ち鳴らし、廻りには花笠を被ったササラが四方を固める。五穀豊穣と雨乞いを祈願して毎年7月に行われる。