宮川熊野神社に伝わる神楽は、太々(だいだい)神楽と呼ばれ、江戸後期から続くといわれている。天保年間製作と思われる面が保存されている。13座(13面)、12舞、6曲の謡いがあり、国家安穏、皇室弥栄、農作業の安全と五穀豊穣、産業発展を祈願して春季大祭に毎年奉納されている。宮内神楽保存会によって保存継承されている。演目は「天狗」「細女命(うずめ)」「三宝荒神」「榊葉」「春日社人」「お多」「保食神」「田うなひ」「種子蒔」「八幡大武神」「七五三縄切」町指定無形民俗文化財。