毎年、3月15日四街道市内黒田の熊野神社で行われる「はだか参り」氏子の男性が上半身裸で、ワラ束を持ち参拝する。その際ワラを拝殿に投げ込み、その散らばり具合でその年の豊凶を占う。今は占いは行われておらず、五穀豊穣と無病息災を祈願するだけになっている。七回参拝し、中入りを挟んで、五回参拝。周りからは容赦なく水が浴びせられる。その後、神主や氏子総代を担ぎあげ胴上げをする。その際、担ぎあげられる人を地面に降ろしてはならないとされている。最後は妙見締めと呼ばれる手締めで終了となる。修験道の流れをくむと考えられ、文献史料は残ってないが江戸時代後期には行われていたと伝えられている。