「虫送り」は、稲につく害虫を追い払う行事で「虫追い」「ウンカ送り」とも言われ、日本の農村で盛んに行われていた。 農薬による駆除が普及するまでは日本各地で行われていた。現在では、地域の伝統行事として継承されている。 袖ヶ浦市内でも盛んに行われていた記録はあるが、現在は廃絶している。 「野田の虫送り」は古くからの伝承を忠実に実施しているとして平成10年に市の指定文化財に指定された。